2013年12月10日火曜日

生きる

先週末は1952年に公開された黒澤明監督の「生きる」を観ました。



主人公渡辺勘治(志村喬)が余命いくばくも無いと知ってから、いかに今までの人生を無意味に過ごしてきたか気付くのですが、私自身も同じだなと思いました。毎日あれこれと忙しくは過ごしていますが、それらに何か意味があるかと聞かれたら残念ながら意味があるとは言えないと思います。この映画を観て、無我夢中に一生懸命生き、何かを成し遂げられる人生を送れたらどんなに良いだろうかと強く思いました。どんなに小さいことでも見逃さずにその小さな発見を大切に育てられるような生き方をしてみたい、とつくづく思いました。・・・とその翌日早速子どもが朝なかなか起きてこないのでイライラして結局いつも通りになってしまい早速反省しました。

この映画の中で、渡辺が「いのち短し 恋せよ乙女」ではじまる「ゴンドラの唄」を口ずさむシーンがいくつかあり、とても印象的です。特にダンスホールで歌うシーンは、まだ渡辺が生きている内になすべき事を見つけられていない時だったのでとても迫力がありました。

Wikipediaによると、この映画、2007年に松本幸四郎さん主演でドラマにもなったみたいで、映画とは若干流れが違うような事が書かれてあり興味が湧きました。ドラマも見てみたいな。

さて、昨日の晩御飯ですが、残り野菜のスープとブロッコリーとナスのグラタンにしました。野菜スープにはグラタンで使ったブロッコリーの茎も入れて無駄なく使いました。グラタンは主人はあまり好きじゃないようですが、子どもはクリーム系の味付けが大好きなので大人よりもよく食べていたように思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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