2013年4月28日日曜日

裏窓

1954年の映画、ヒッチコックの「裏窓」を観ました。

ジェームズ・スチュアート扮する骨折して身動きがとれない主人公の日課は、アパートの裏窓から隣人の生活の様子を観察すること。前半は音楽家やダンサー、喧嘩ばかりしている夫婦、何故かベランダにマットレスを置いている夫婦など個性豊かな人たちの生活の様子が描かれていました。「あまりよろしくない趣味だな。でも平和そうなご近所ですこと」とのんきに観ていましたらば、そこはヒッチコック作品。のんびりした雰囲気から到底事件が起こるなんて思えなかったのですが、主人公の妄想か!?と思わせながらも事件が起こるのでした。ほぼ主人公は部屋から出ていないので場面展開もないのですが、身を乗り出して観てしまいました。面白かったです。

そして、恋人役のグレース・ケリーが美しかったです。見かけによらず主人公もびっくりのお転婆な行動力にはらはらさせられました。