- 製作国:イギリス(1948年製作)
- 監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
- 脚本:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
- 原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
- 出演:モイラ・シアラー、アントン・ウォルブルック
- 上映時間:133分
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【あらすじ】
ヴィッキー・ペイジ(モイラ・シアラー)は売れないバレエダンサー。彼女の叔母の計らいで有名なボリス・レルモントフ(アントン・ウォルブック)のバレエ団で踊る機会を得るが役には恵まれない日々が続きます。しかし、ある日ヴィッキーの踊る「白鳥の湖」を観たボリスは、彼女を新しいバレエ「赤い靴」の主役に抜擢します。アンデルセンの物語同様に役に没頭した彼女はこの舞台で大成功をおさめるが・・・。
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劇中の舞台「赤い靴」の映像が幻想的で引き込まれました。若手の作曲家ジュリアン(マリウス・ゴーリング)をはじめ、多くの才能が集まって生み出された舞台だけにとても迫力があり、見ごたえのあるシーンでした。
赤い靴の「赤」だけでなくモイラ・シアラーの赤い髪の毛の色がとても鮮やかで、踊ることに夢中なヴィッキーと「赤い靴」の主人公が更に重なりました。舞台「赤い靴」で出会った若い作曲家ジュリアンと恋に落ち、幸せな生活を送るヴィッキーですが、やはり大好きなバレエは捨てられず、彼女の才能を見出し、かつヴィッキーを愛するバレエ団のプロデューサーボリスとジュリアンとの間で揺れ動きます。舞台で「赤い靴」を履いたヴィッキーが、現実の世界でその靴を脱ぎきることができない苦しさが伝わってきました。
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