2013年5月17日金曜日

スチームボーイ

昨日は大友克洋監督の「スチームボーイ」を観ました。

  • 製作国:日本(2004年公開)
  • 監督:大友克洋
  • 脚本:大友克洋、村井さだゆき
  • 出演(声):鈴木杏、小西真奈美
  • 上映時間:126分


【ストーリー】

舞台は19世紀のイギリス。マンチェスターに住むレイは父・祖父同様発明が大好きな好奇心旺盛の少年。ある日彼の元にアメリカで研究をしているはずの祖父からスチームボールという球体が郵便で届く。しかし、そこへ父と祖父の研究先であるオハラ財団から派遣された人物達がやって来てレイからスチームボールを奪おうとする。また、アメリカにいるはずの祖父も現れ、レイに父の死を知らせ、スチームボールを持って逃げるように言う。必死で逃げるレイだったがオハラ財団に捕まってしまう。オハラ財団に連れて行かれたレイは、そこで思いもしない人物と出会うのだった。

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場面展開が早く、映画に引き込まれている内にあっという間に終わってしまった126分でした。

スチームボール、見た目はサッカーボールくらいの大きさなのですが、信じられないようなパワーを秘めている球体で、誰も彼もがスチームボールを手にしようとします。蒸気の力が色々な発明品に使われていてそのアイデアが面白かったです。

うちの主人はスカーレットが出てくるたびに「この女の子感じが悪い!」と年甲斐も無く怒っていましたが、私は、裏表が無くて自由奔放で少々世間知らずなスカーレットお嬢様の憎めないキャラクターが好きです。小西真奈美さんの声だとは知らず、後で調べてちょっとびっくりしました。スカーレットお嬢様の役にぴったりです!

個人的にずっと気になったのは、レイのお父さんの髪の毛です。まるで「もののけ姫」に出てくるタタリ神のようにうねうね動いていてちょっとだけ気持ち悪いと思ってしまいました。

19世紀のイギリスの雰囲気がとても細かく描かれていて、その風景や建物を観るのも楽しかったです。はじめの方は画面が暗かったのですが、その後レイの家の場面になった時、庭の花の色がとても鮮やかに見え、思わず「綺麗ー」と声が出てしまいました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



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